治療家として20年ほどやってきて、筋肉のコリとずっと向き合ってきて、

今の結論がこれです。

 

コリも歪みもほぐせば少なくなって、いくらでもコンディションは良くできるが、

コリも歪みも全部無くなる、というのはイメージできません。

 

例えば赤ん坊。

赤ちゃんでもコリはあります。

じゃあいつからコリはでき始めるの?という話になると、

恐らく胎児の段階で筋肉や骨の組織ができて、

体を動かすことができる段階からコリが発生すると考えていいと思います。

 

筋肉や腱の組織は非常に微細なレベルで、動きのの無い部分ですぐに癒着を起こすような仕組みになっていると思います。

これは動物であるが故の宿命であり、また子孫を残して代替わりする際に、

どのような進化をするべきかという指標にもなっているはずです。

 

人それぞれ硬くなる部分の量や場所に差ができ、子孫を残す人の筋肉の硬さ、柔らかさ具合によって

その後の人間の進化の仕方も変わってくる。ここはもっと硬い方がいいから腱ではなくて骨の方がいいかも?

という感じで種子骨のような部分を持った人がごく稀に出てきたり。

いや、ここは柔らかい方がよさそうだから骨でなく腱の部分を少し増やしてみよう、

という感じで骨が少し小さく腱の部分が微妙に多い人が生まれたり、

なーんて事を繰り返しながら、進化、(退化?)、要するに変化していく、っていうのが進化論!?

 

話が相当脱線したので戻します。

途中にあった、筋肉や腱、もっとざっくりいうと人間の体ってすごく細かいじゃん?

だから少し動かないでいるだけで細かいレベルではすぐに癒着が起こって凝るから全部なくすなんで無理!

というのがすごく簡単な説明。

 

それじゃあ無くならないならコリなんて取らないで放っておけば?

という話になると、それでもコリは少ない方が確実に健康にはなるし普段も楽で快適。

放っていてもまあ人間わずかに残った柔らかい部分だけでも「生きる」っていうだけなら大丈夫だけど、

コリが多いと日常で体がつらかったり、可動域が狭くなり、病気やケガのリスクは高まるから減らした方がいいよ、

でもどうするかはあなたが決めて、という結論。

 

当院では発毛や小顔の施術もやっていますが、コリが少なくなると健康になって綺麗になりますよ、

でもそれを改善するも、気にしないで生きていくのも、もちろんそれはあなたの自由。

でも治療家としては健康でナチュラルな美しさを高めてほしいので勧めています、という事です。

 

最後に自分でストレッチ、体操、ヨガなど自分なりの方法でほぐすのもすごく良いです。

しかし経験上、運動を積極的にやっている方でも背骨周辺のコリはかなり溜まっている方がほとんどです。

私自身は一応治療家なので自分で背骨周辺もほぐせますが、手の届きにくい胸椎あたりは

上手な治療家にやってもらいたいな、と思うときがあります。

 

もう一つ最後にコリの戻りについて。

キチンとした運動や施術で一定量のコリが無くなると、また同じくらいのコリに戻るのには

ある程度の時間とストレスが必要になるので、この辺のかなり楽観的に考えて大丈夫です。

よく、「すぐに戻りますよ!」なんて治療家がいますが、そんなことはありません。

安心してどんどん柔らかくしていきましょう!